英検準一級に一発合格した
二次試験の手応えに反して、合格していた。
合計スコア:2435
Reading:615
Listening:628
Writing:671
Speaking:521
全体的な反省は以下の通り
良かった点
- 単語をギリギリまで回していた
- ライティングが書きやすいテーマだった
悪かった点
- 語彙が少ないことを自覚していたのに積極的に取り組んでいなかった
- 本番の順番を想定していなかった(リスニングを集中力が切れた状態で受ける羽目になった)
- 求められるライティングの内容、構成分析が不十分だった
- 二次試験対策を始めるのが遅かった(受験票が届いてからだった)
- 話すことに慣れていない
結果が合格とはいえ、今回の受験はかなり準備不足だった。過去問を4回分くらいしか解いていなかったし、リスニングは1回しか対策していなかった。
次に分野別の反省
Reading
語彙
使用した単語帳は旺文社の英検準一級出る順パス単
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試験日が近づくにつれてさすがに危機感もつのって再開したが、出る順Aまでしかやっていなかった上、熟語は手を出さずじまいで本番に臨んだ。
やはりその準備不足が結果にも現れ、リーディングの失点は全て語彙だった。全く予想もつかない単語はなかったものの、似たつづりの単語と間違えて3問ほど間違えた。
穴埋め
前後を見て文脈に合うものを選べばまず間違えなかった。正答以外ではない選択肢がとんちんかんな物である場合が多かった。
読解
レベル的にはセンター以上MARCH以下なので、ただ読んでいた。たまに迷ったが、選択肢と本文を照らし合わせれば結論は出せた。
Listening
そのものの難易度はTOEICより簡単だが、受ける順番がリーディングの後だったため、集中できない上、聞き取れなかった時に頭を切り替えることが難しかった。単語は拾えているのに頭の中で意味に繋がらない不思議な体験をした。
アナウンスのようにしっかり発音された文章は内容把握できるが、イギリスアクセントだと精度が落ちる。
大問1は比較的簡単だったが、2問間違えた。
大問2は選択肢を先読みできず、間違えたことが多かった。また、聞いているうちに初めの内容を忘れてしまって適当にマークしていた。
大問3は一番苦手で、10秒で問題まで読めないことがほとんどだった。そのせいで「次に何をするべきが?」と問われても選択肢を絞りこめず、間違えた問題が多かった。
Writing
語数を少し減らさなければならない量の文章を書けた。それまでの練習ではトピックを2つしか使えないことが多かったが、本番では3つ使えた。また、書きながら平易な構文や熟語を意図して組み込むことができた。
その一方で大学受験の時に身に付けた
序論:「私は〜と考える。理由は2つある。」
本論:「初めに〜、次に〜」
結論:「それゆえ〜と考える」
という何の面白味もない文章になってしまった。模範解答に書いてあるような面白い文章には程遠かった。
Speaking
高校2年生のときに受験した2級の時から苦手だったが、相変わらずストーリーテリングが下手だった。明らかに3コマ目だけ情報量が多いのに、他のコマと同じ程度の文量で4コマ目に移ってしまった。
質問に対する答えは比較的言いたいことを多く言えたが、考えが浅く根拠に欠けた、幼稚な答えが多かった。私の前に受けていた中学生と思しき少年の方が説得力のある返答をしていたのではないかと疑うレベルだった。
また、最初に挨拶するタイミングを逃してしまったり、最後に"Have a good day!"と言われてろくに返事ができなかったのは確実にアティチュードに響いている。
今後やるべきこと
- 語彙を増やす
- 自然な会話を聞き取れるように普段からドラマやポッドキャストなどを聞く
- 自分の考えを英語でアウトプットする機会を増やす
ちなみに、今回対策で使った赤本の過去問題集は収録されている回数に対して値段も安く、コスパがいいのでぜひおすすめしたい。
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