現実逃避

なりたい自分と求められる自分の狭間

ブルベ冬のおとなしめ好感メイク変遷―就職活動から教育実習にかけて―

選考が始まった2月に予想外のブルベ冬診断を受け、私のメイクは衝撃を受けた。

そこから試行錯誤してきたが、最近になって教育実習を終え、自分の顔色を良く見せるメイク法に安定感が出てきたので記録しておこうと思う。

私のスペックは1st ブルベ冬、2nd ブルベ夏だ。割合としては夏の存在感が強く、「ザ・ブルベ冬」な強い色、特に深い色は苦手な傾向がある。*1

 

PC診断以前

当時はイエベ春だと思っていたため、コーラルで固めていた。今思えば、多幸感でなくがんばってます感やイモっぽさが出ていた。

使用アイテム

アイシャドウ:キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 01 ローズショコラ

キャンメイク パーフェクトマルチアイズ01 ローズショコラ 3.3g

これは別段イエベ向きではないように感じる。発色は弱いが(弱いために)ブルベでも比較的使いやすいのではないだろうか。当時から黄みがかった色が苦手だと直感的に分かっていたのか、インターンを控えた時期にピンク系のブラウンシャドウを探してこれを買った。

「ローズショコラ」というかわいらしい名前が付いているのに驚いた。「ローズ」という名前的にも特別黄みや青みに寄っていない印象だ。

チーク:リンメルのハイライト・チーク・シェーディングが一体になったもの(私が大学1年になる前に廃盤)

若干のくすみがあるローズカラーのものだが、かなりしっかりプレスされているのか、発色が淡いのか、塗ってもあまり色を感じない。

あまり使わなかったが、セザンヌ ナチュラルチークN 10 も買っていた。ラメが入っていることに気付いたので使わなかったが、ゴールドラメで黄みがかった色なのに顔色が悪くならず肌が汚く見えるだけなので(若さのおかげかもしれないので今のうちに塗っておこう)使えるコーラルピンクとして重宝している。

セザンヌ ナチュラル チークN 10

リップ:オペラ リップティントN 05 コーラルピンク

【 オペラ (OPERA ) 】リップティント N (05 コーラルピンク)

コーラルピンクはかわいいけど、このコーラルはブルベ冬には向かない。白っぽく発色して浮いてしまう。当時うっすら気付いていながらも自分の目に自信がないせいで使い続けた自分が悲しい。

これを塗って多幸感のでる女性に生まれたかった。みな実…。

 

ブルベ冬発覚後格闘期(就職活動)

ブルベ冬は就活メイク不毛地帯だと聞いて絶望したうえ、就職活動が始まってリサーチするほどの心の余裕がなかったため、手持ちで回していた。結果として全体的に明度高めのポイントメイクになっている。

アイシャドウはそれまでと変わらずにキャンメイク パーフェクトマルチアイズ 01を使用していた。

チーク:セザンヌ ミックスカラーチーク 02 ピンク系

セザンヌ ミックスカラーチーク 01 ピンク系 8.0g

大学入学後、前出のリンメルのチークでは物足りなく感じて購入したのがこれだった。この中で黄みのほとんどない下のピンクを使用していた。右上だけコーラルっぽい色をしている。

またこのチークは左上のハイライトカラーが優秀で、華美にならずに立体感を加えてくれる。顔の中で存在感を主張しないのに、塗らなかった日はなんとなく顔が物足りない。PC診断前から教育実習まで一貫して使っている。

リップ:エスティーローダー ピュアカラークリスタルシアーリップスティック 12

エスティローダー リップ ピュアカラー クリスタル シアー リップスティック エスティーローダー ESTEE LAUDER 口紅 レディース ティントリップ コスメ 婚活リップ

誕生日にもらった婚活リップ。ガチの婚活ではなく、企業とのお見合いに使ってしまった。上品なローズピンクで、いかにもブルベ夏カラーだ。

 

ブルベ冬受容期(教育実習)

自分が消化して印象良く見える色が暗すぎずくすみすぎない色だと理解してから迎えた教育実習はこれまでで一番変化している。

この時のポイントは何より血色を失わないことだった。昼食指導でマスクを外した際に顔色がゾンビのようにならないように、リップカラーを落とさないことにはかなりこだわっていた。

アイシャドウ:キャンメイク パーフェクトマルチアイズ 04 クラシックピンク

キャンメイク パーフェクトマルチアイズ04 クラシックピンク 3.3g

写真は黄みがかって見えるが、くすみピンクのパレットだ。

くすみの強い色は苦手だが、アイシャドウとだけあってくすみがいい感じに影を作ってくれる。これを塗って不思議なのが、虹彩の見え方に変化があることだ。私の眼は暗く、黒い縁の内側に赤系の茶色なのだが、その違いが強く見えるようになる。

一つ不満な点を挙げるならハイライトカラーがない(一番明るい色がなぜか発色しない)ことだが、他には特に悪いところが見つからない優秀なパレットだ。

チーク:ちふれ パウダー チーク 270 ローズ系

ちふれ化粧品 パウダーチーク ブラシ付 270 ローズ系 (2.5g) CHIFURE ほお紅

今のところチークの最適解だ。以前買ったセザンヌのカシスローズは顔の中で主張が強すぎる感じがあったが、これは適度に血色感を出してくれて、他のパーツを引き立ててくれる。指をぎゅっと押したときの写真から血色を抽出することが少し流行っていた時に私も試して、その色を参考に買った。

色持ちがもう少しよかったらと思うが、コスパが最高なので多くは望まないことにする。

ロムアンド ジューシーラスティングティント 06 フィグフィグ

rom&nd(ロムアンド) 【正規品】JLティント(#06フィグフィグ) 口紅 5.5g

マスクに着かないという噂で買ったが、出っ歯の私には到底かなわない夢だった。メイクの始めの段階から塗っておけば長時間塗り直さなくても顔色がゾンビになることがなく、満足している。乾燥せず匂いも良くて人気な理由がよくわかる。ブルベ夏向けだというが、ベタ塗りすると明るい色が得意な人には微妙なのではないかと感じる深みがある。ブルベ冬の私が塗っても少しスーツに合わせるには強すぎるかもしれない。

 

来年からはついに社会人として毎日ある程度身だしなみを整えて出社しないといけなくなる。その前に予行演習として効率的にメイクをする練習ができて良かった。おかげで「かわいい実習生」というイメージを残して実習校を去ることができた。

*1:強い女カラーに顔が負けてしまう、16タイプでいうクリア・クールウィンターっぽさがあると感じているので16タイプ診断を受けるか検討中だ。ブルベ冬ど真ん中でないせいでイメコン沼に堕ちてしまったかもしれない。